桐井製作所、ソーシャルディスタンスの推進のため企業ロゴをアレンジして公開
株式会社桐井製作所は、“新型コロナウイルス対応版”として企業ロゴをアレンジし、2020年3月末からオウンドメディアで公開中。建築業界の人々や就職活動を行っている学生に向けて、新型コロナウイルス感染拡大の防止に向けた行動を推進している。アレンジされたロゴのデザインは、他者との適切な距離（1.8m）を保つ「ソーシャルディスタンス」の概念を表現したもの。就活生向けのInstagramでも公開している。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、近頃では「ソーシャルディスタンス」の取り組みが注目を集めている。株式会社桐井製作所の今回の試みは、「ソーシャルディスタンス」の周知を図ることで、工事関係者や建築関係者へも新型コロナウイルス感染拡大の防止に向けた行動をとることを周知し、機運を高める効果をもたらすことを目的としたものだ。
同社が通常用いているロゴと比べ、“新型コロナウイルス対応版”のロゴでは文字どうしの間隔を広げてデザイン。さらに「K」や「R」の文字では、1つの文字の中でも1筆目と2筆目以降の間隔が大きく空けられた。このようなロゴのデザインでの注意喚起の工夫は、株式会社桐井製作所のみならず、さまざまな企業が試みており、ささやかながらも真摯な1つのムーブメントとなっているようにも見える。
株式会社桐井製作所では、このほかにも感染拡大防止に向けた取り組みとして、本社各部署で3月2日（月）からテレワークでの業務を実施中。さらに、4月の新入社員の入社式や新入社員研修には、動画配信形式が採用されている。