開催中止の「東京 アート アンティーク 2020」が“アートとともに楽しむ生活空間”をWebで発信

テーブルコーディネート例

東京 アート アンティーク 実行委員会は、2020年4月23日(木)〜4月25日(土)に、アートイベント「東京 アート アンティーク 2020 ~日本橋・京橋美術まつり~」の開催を予定していたが、緊急事態宣言が発令されたことを受けてイベントの中止が決まった。美術愛好家や興味のある人に「少しでも楽しみを提供できれば」との思いから、インターネット上で“アートとともに楽しむ生活空間”を発信。外出を促す発言は控えつつ、美術作品の楽しみかたや作品解説、作家の紹介を行っていく。
「東京 アート アンティーク 2020」は、1998年に「日本橋・京橋美術骨董まつり」として始まり、年に1回から2回開催されてきた。2010年に名称を「東京 アート アンティーク」と改めて、本来であれば今回が11回目。東京都中央区 京橋・日本橋を中心とした地域の97軒の美術展や画廊の参加が予定されていた。
一部のギャラリーは営業を継続するが、企画展の中止・延期を決めたギャラリーも多い。中止・延期の案内は「東京 アート アンティーク 2020」のWebサイトで確認することができ、たとえばアートスペース繭の企画「野の壺 野の花 野の仏」などは、一部Web展覧会のかたちを予定していることも伝えられている。
また、「東京 アート アンティーク 2020」のWebサイトでは、特集記事として、「生活の中に豊かさ(アート)を -ワンランク上のおもてなし」シリーズの掲載も開始。空間コーディネーターの佐藤由美子氏が、生活の中に美術品を取り込んだコーディネートを提案しており、美しい生活空間の中に置かれた美術品をインターネット上で楽しむことが可能だ。この企画では、「東京 アート アンティーク 2020」の参加店が会場と作品を提供している。
東京 アート アンティーク 実行委員会
URL:http://www.tokyoartantiques.com/
2020/04/14
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