電車の手すりに触らずつかまれる「純銅削り出しアシストフック」発売

ギルドデザインは、4月15日、銅が本来持つ殺菌性を利用した「純銅削り出しアシストフック」の予約販売を開始すると発表した。価格は1,680円（税抜）。4月16日(木)より予約受付を開始する。

同製品は、電車、バスの吊り手、縦手すりなどに直接触ることなく掴まることができるアシストグッズ。新型コロナウイルスの接触感染を避けるために、多くの人が「電車の手すりを握らずに乗車している」との情報を受けて、急遽設計・制作された商品である。

ウイルスの不活性化を早めると言われている純度が高い銅（純度99.9%）を使用して、安全で扱いやすいアシストフックへと仕上げており、側面、端部はすべてを高精度マシニング加工で滑らかな曲面に。

プレートの形状には保持しやすい機能的なシェイプを設け、持ち手の中心をあえてずらすことで、力を掛ければ掛けるほど先端部が食い込んで、フックが外れにくい構造へと仕上げている。

さらに、エスカレーターの手すり、レバーが付いたドアノブ、エレベーターボタンなどの操作にも対応。銅には導電性があるので、ATMやスマートフォンなどのタッチパネル操作も可能である。薄いプレート状なので、使用しないときには財布のカードポケットなどにしまっておけば嵩張らない。

こちらは5月以降発売予定となっているが、面ファスナーが付いたストラップベルトを利用すれば、指の食い込みを防ぎ、保持力を向上させることもできる。
※本製品の性格上、製品化スピードを優先し、まず銅製のプレートから販売を開始するとのこと。

注：銅は病原菌汚染を低減することが分かっていますが、必ずしも二次汚染を防ぐものではありません。また銅の使用は補完的なものであり、標準的な感染防止策に代わるものではありません。ユーザーの皆様は現在行っている、手洗い等の感染防止習慣を継続して行ってください。

有限会社ギルドデザイン
URL：https://www.gilddesign.com/
2020/04/15