開催中止となった「ボタニカルアートで楽しむ日本の桜 -太田洋愛原画展-」の展示紹介動画が公開

「鵯桜(ひよどりざくら)」太田洋愛 作

国立科学博物館(東京都台東区上野公園7-20)は、企画展「ボタニカルアートで楽しむ日本の桜 -太田洋愛原画展-」の展示紹介動画の無料配信を、YouTubeの「国立科学博物館公式 かはくチャンネル」(https://www.youtube.com/user/NMNSTOKYO/)で実施している。同企画展は、当初は2020年3月17日(火)〜4月12日(日)の開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため開催中止となっていた。
国立科学博物館は、2月29日(土)から当面の間の臨時休館を続けている。「ボタニカルアートで楽しむ日本の桜 -太田洋愛原画展-」も中止となってしまったが、今回の動画は、この企画展を自宅で楽しめるように、監修者である植物研究部長の樋口正信氏の解説とともに案内しているものだ。
動画は3編で構成されており、「ボタニカルアート」「日本の桜」「太田洋愛」という3つのテーマに沿って展示を解説。企画展の概要と「日本の桜」について紹介する#1では桜の標本が見所の1つで、#2では植物画家の太田洋愛氏の人物像や「日本桜集」の共著者である大井次三郎氏がどのような人物であったのかを紹介している。#3では、一番の見所である太田洋愛氏が描いた桜図を披露。その描画の素材となった品種の標本とともに紹介されている。
国立科学博物館
URL:https://www.kahaku.go.jp/
2020/04/20
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