会場でもオンラインでも作品を楽しめる品川亮氏の個展「Nature’s first green is gold,」

「牡丹図」2020年
500×750×50mm
顔料、墨、金箔、膠、アクリル、和紙、木製パネル

銀座 蔦屋書店は、GINZA SIX 6F スターバックス前展示スペースの「アートウォールギャラリー」にて、2020年6月1日(月)から6月24日(水)まで「Nature’s first green is gold,」を開催する。1978年大阪府生まれの品川亮氏の個展。品川氏がこれまで一貫して追求してきた「新たな日本の絵画の可能性」が提示される。
品川亮氏は、日本の伝統的な絵画表現に現代性を加えることで、絵画の可能性を探求し続けている。日本画を学びながら、イタリアやスイスで海外での生活を経験。日本、ソウル、台北、ニューヨークなど、国内外で作品を発表している。
品川氏は、大和絵、琳派、狩野派など、伝承された日本美術の表現や素材を引用しつつ、“今”の日本人だからこそ描ける“現代の日本絵画”にこだわり、箔や岩絵具、墨を用いた絵画作品や、フィルムを使った立体作品など、さまざまな表現方法に挑戦してきた。
大胆な筆跡で描かれた花は、水墨画や書に見られる筆致を引用しつつ、現代絵画に多く見られるブラシストロークを取り入れることで日本の絵画の“アップデート”を試みたもの。画面に描かれた植物の花の部分のみを単純化した作品は、中国から伝わった漢字を単純化することで作り出された“平仮名”から着想を得た方法で制作されており、日本独特の“型”に置き換える行為を基にしている。
観覧無料で、来店の際にはマスク着用が呼びかけられており、マスクの着用がない場合には入場が断られる場合もあり。また、本展の開催に合わせ、オンラインでも作品を楽しめるように、6月1日(月)からは特設Webページでの作品のビューイングの実施も予定されている。
■期間:
2020年6月1日(月)~6月24日(水)
※会期は変更になる場合もあり

■開催場所:
銀座 蔦屋書店 アートウォールギャラリー
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F

■問い合わせ先:
銀座 蔦屋書店
url. https://store.tsite.jp/ginza/
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