ラトック、AIで人を検知して写真付きで知らせるネットワークカメラ「ieCame」を発売

RS-WFCAM1

ラトックシステム株式会社は、ネットワークカメラ「ieCame(イエカメ)」を6月上旬に発売すると発表した。
同製品は、Wi-Fi接続が可能で、スマートフォンを使って映像を確認できるネットワークカメラ。AIにより、人の外観を捉えて写真付きプッシュ通知を行える「リッチ通知機能」を搭載。クラウド上で人の形を見分けて、人を検知したときは写真付きで送信するため、通知を開くだけでそのときの状況を把握できる。

ラインアップは、コンパクトなスタンダード「RS-WFCAM1」、レンズ部分を上下左右に動かして広範囲を映せるパンチルト「RS-WFCAM2」、玄関やガレージなどの屋外設置に適した防水「RS-WFCAM3」の3モデルを用意している。

クラウドには1日分の検知録画データを保存することが可能で、本体に装着したmicroSDカードを保存先として指定すると、連続した録画データ(フルHD画質の場合、32GBで約96時間分)の保存も可能。

有償プランとして、サブスクリプション(月額 $4.99~)でクラウドへの連続録画保存と顔識別の機能追加を提供する。クラウドへの連続録画保存では、録画データに検知履歴のタグをつけて映像を管理できる。録画期間は7日間、15日間、30日間から選択可能。顔識別の機能には、RS-WFCAM1およびRS-WFCAM3が対応し、映った人の顔と名前を最大16名まで登録可能で、通知の際に名前を付けて知らせたり、家族の行動を時系列で確認したりすることができる。

スマートスピーカーにも対応しており、スクリーン付きスマートスピーカーに「◯◯(カメラの名前)をみせて」と話しかけると、ieCameからのライブ映像をスクリーン上に表示する。Amazon Alexa認定済みで、Googleアシスタントは今夏に対応する予定だ。

RS-WFCAM2

RS-WFCAM3

価格(税別):
RS-WFCAM1 9,800円
RS-WFCAM2 10,800円
RS-WFCAM3 17,400円

ラトックシステム株式会社
URL:https://www.iecame.com/
2020/05/26
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