日本古来の“袱紗(ふくさ)”の発想から生まれたミニマル財布「fu・ku・sa」~西洋の合理性と日本の心をカタチに

M Style合同会社は、5月25日より、クラウドファンディングサイト「Makuake」において、日本古来の「袱紗(ふくさ)」の発想から生まれたミニマルウォレット「fu・ku・sa」のプロジェクトを開始した。現在購入可能な最安値は、100名限定25%OFFとなる9,000円(税別)コースから。※2020年5月26日現在
同製品は、日本古来の袱紗(ふくさ)の「包む」発想を生かして作られたスマートなミニマルウォレット。発想の元になったのは、フランスのパリで行われたイベント「Furoshiki Paris」。

西洋では財布やバッグは「箱」であり、その中に「モノを入れ込む」という文化だが、日本の風呂敷はモノの形に合わせて「包む」ことで自由自在に変化する。このような日本の柔らかな思想と文化に共感したフランスのクリエイターと日本の工房がタッグを組んで作り上げたのがこの「fu・ku・sa」である。

「fu・ku・sa」の厚さはわずか4mmだが、あえて機械的な折り目をつけていないために最初はふっくらとした形状を保っている。そして使い込んでいくうちに馴染み、独自の自然な折り目がつくことで、自分らしい「fu・ku・sa」へと育つように作られているのである。

厚さ4mm、重さ20gの究極のミニマル構造

「fu・ku・sa」の魅力を引き出しす留め金「小鉤(こはぜ)」もこだわりの一つ

素材には、エルメスやプラダなどの有名ブランドも使用するイタリアの名門・INCAS社のカーフレザー「PARMA CALF」を採用。京都の工房でひとつひとつ丁寧に作りあげ、皆さまの元へお届けする。

カラーは、「百塩茶(おもしおちゃ)」「深縹(こきはなだ)」「嵯峨鼠(さがねず)」「鴨の羽色(かものはいろ)」の4色。素材の風合いを活かしながら、静かな華やかさを演出する日本古来の色彩が揃う。

赤みのある焦茶色の「百塩茶(おもしおちゃ)」。百塩の「百」は回数の多いこと、「塩」は何回も染め重ねた色を指しており、その染法から名付けられた江戸時代の染色だ。

藍染の中で最も濃く深い色で、わずかに紫みを含んだ青色。平安末期から鎌倉時代にかけて位階の高い男性の衣装の色として愛されてきた色だ。

少し茶色がかった鼠色の「嵯峨鼠(さがねず)」は、京都北西に位置する王朝文化ゆかりの地・嵯峨の上品な趣きを連想して名付けられた色。

真鴨(まがも)の頭の羽色に由来する、濃い青緑色。「鴨羽色」「真鴨色」とも。色名の出典は古く「万葉集」にもその名を見ることができる。

クラウドファンディング「Makuake」
URL:https://www.makuake.com/project/fukusa/

M Style合同会社
価格:9,000円(税別)~ ※2020年5月26日現在
2020/05/26
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