日本でも「接触確認アプリ」導入へ、陽性者と“一定時間近く”にいたら通知

会見の様子
政府インターネットTVより

安倍内閣総理大臣は25日、記者会見において、感染者をできるだけ早期に発見するクラスター対策を一層強化することを明らかにし、そのための「接触確認アプリ」を6月中旬を目途に開発・導入するとした。
日本全国で緊急事態宣言が解除されたが、今後もウィズコロナの生活は続くことになる。

そこで、大きな第2波の感染拡大や2度目の緊急事態宣言発出を避けるためにも、市中感染のリスクを大きく引き下げられる「接触確認アプリ」の導入が決定されたという。

アメリカではすでにAppleとGoogleというIT界の巨人のタッグによる「濃厚接触検知」を可能にするAPIが正式公開されている。

そして日本でリリースされる「接触確認アプリ」もこのAPIを利用して開発される。

マスク国民配布の際には、業者選定などで非常に多くの不透明な部分を残した安倍政権。アプリは個人情報を取得しないものになるとしているが、セキュリティ面や発注業者など、透明性の高いものが求められる。

なお、「接触確認アプリ」仕様書につては本日26日中に公開される予定だ。
発表資料
URL:https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2020/0525kaiken.html
2020/05/26
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