阪神タイガース、高校球児3年生全部員に「甲子園の土」キーホルダーを贈呈

「甲子園の土」キーホルダー

阪神甲子園球場と阪神タイガースは、新型コロナウイルス感染症により春(選抜高等学校野球大会)・夏(全国高等学校野球選手権大会)の甲子園が中止になったことを受け、日本高等学校野球連盟に加盟する野球部の3年生全部員を対象に、「甲子園の土」キーホルダーをプレゼントすると発表した。
甲子園の土と言えば、試合に負けた球児が記念に持ち帰る姿が一つの風物詩となっている。

しかし、今年はコロナにより球児たちは春は出場校が決まっていながら中止、夏にいたっては予選大会を行うことすら叶わず、甲子園の土を踏むことができなかった。

これに対し、阪神球団、甲子園球場、阪神タイガースチーム一同は、「現状を受け入れられないであろう方々もいる中で、なにか少しでも前を向いてもらえることができないかと考え」、このプレゼント企画を立ち上げた。

キーホルダーの製作にあたり使用する「甲子園の土」の一部は、阪神タイガースの矢野監督、コーチ、選手や阪神甲子園球場、阪神園芸、阪神タイガースの職員等が直接グラウンドから集めたもので、透明な球体の中に収められ、表面には開催されることのなかった「第102回全国高等学校野球選手権大会」の“102”が大きくデザインされている。

贈呈の対象者は日本高等学校野球連盟に加盟する野球部の3年生全部員となっており、8月下旬頃を目途に順次、対象の学校へ直接配送される。
発表資料
URL:https://www.hankyu-hanshin.co.jp/
2020/06/08
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