コカ・コーラ ボトラーズジャパン、約3万台の自動販売機への抗ウイルス・抗菌加工を開始

商品選択ボタンへのフィルム貼付イメージ

コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社は、2020年6月中旬から、同社の自動販売機への抗ウイルス・抗菌加工を開始する。リケンテクノス株式会社が展開している抗ウイルス・抗菌フィルムの「RIKEGUARD V(リケガードV)」を活用。約3万台の自動販売機へのフィルムの貼付を予定している。
「RIKEGUARD V」は、抗ウイルス性・抗菌性および安全性を認証する「SIAAマーク」を取得している。「SIAAマーク」は抗菌製品技術協議会が制定したシンボルマークで、会員が同協議会ガイドラインへの適合を自己責任において認証する「自己認証を表明するマーク」であり、かつ品質と安全性に関する情報が公開されていることを示す「品質と安全性に関する情報開示マーク」。その取得には、厳しい基準を満たすことが必要だ。
「RIKEGUARD V」は、抗ウイルスについてはフィルム上に付着した特定のウイルス数を99.99%減少させる性能を持ち、抗菌については従来品との比較でフィルム表面上の細菌の増殖を1/100以下に抑制する性能を持つ。今回のコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社による取り組みでは、自動販売機の商品選択ボタンの上から貼り付けることを考慮し、柔らかにフィットする追従性や透明性を持つ「RIKEGUARD V」が採用された。
具体的な方法としては、商品選択ボタンと商品取り出し口(フラッパー)に「RIKEGUARD V」を貼付。商業施設、公共交通機関、病院、福祉施設など、公共性が高い施設や場所に設置された自動販売機が対象となる。

商品取り出し口(フラッパー)へのフィルム貼付イメージ

コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社
URL:https://www.ccbji.co.jp/
2020/06/12
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