「没後40年 レオナール・フジタ展」が開催中


日本初公開となる作品を多数展示
「没後40年 レオナール・フジタ展」が開催中





東京・上野の上野の森美術館では、2008年11月15日(土)から2009年1月18日(日)の日程で、「没後40年 レオナール・フジタ展」を開催中だ。

同展は、フランスに帰化した日本人画家・藤田嗣治(1886-1968)が、フランス人、レオナール・フジタとして制作した作品を中心に展示・公開する美術展。モディリアーニに影響を強く受けた初期の作品から、「素晴らしき乳白色」とパリで絶賛された裸婦像のほか、フジタが生涯をかけて追求したキリスト教の宗教画、近年フランスの倉庫で発見・修復された「構図」と「争闘」の幅6メートルにおよぶ大作など、日本初公開となる作品を多数展示する。

また、フジタが設計を自ら手がけ、自身も眠りについているフランス・ランス地区の「平和の聖母礼拝堂」のフレスコ壁画の習作群を、エプソンの大判プリンタMAXART『PX-2000』で出力・再現したものを展示。フジタが実際にアトリエで使用していた小物類とともに臨場感あふれる形で展示している。

油彩約35点、水彩・ドローイング約90点のほか、フジタの生き様が感じ取れるアトリエ関連作品や資料・写真などが約100点展示。フジタの実像に迫る総数約230点の作品が出品される貴重な展示内容となっている。

■期間:
2008年11月15日(土)~2009年1月18日(日)

■場所:
上野の森美術館
東京都台東区上野公園1-2
http://www.fujita-ueno.jp/



2008年11月14日、先駆けて行われたプレスプレビューの様子



エプソンの大判プリンタMAXART『PX-2000』で出力・再現されたフレスコ壁画。小物類はフジタがフランスの
アトリエで実際に使用していたものが展示されている

(c)Kimiyo Foujita & SPDA,Tokyo,2008



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