明治の京町家が並ぶ路地一体をまるごと宿&レストランにした「Nazuna 京都 椿通」

夕暮れ時には提灯や置き行灯に明かりが灯る

株式会社Nazunaは、明治時代に建てられた築110年以上の京町家が並ぶ路地一体をリノベーションした、全23棟の客室と2つのレストランからなる旅館『Nazuna 京都 椿通』をオープンしたと発表した。

外観

四条大宮付近の一角、大通りから入るL字の一角「椿通」の町家群全てを宿・レストランに改修したのが『Nazuna 京都 椿通』だ。

作庭家の重森千靑が作庭した石庭のあるレセプション棟を抜けると、しっとりとした艶のある石畳の路地が現れる。かつて京の都人が歩いた路地は、客室やレストランへとつながる秘密めいた移動スペースとなっている。

客室は、一棟貸切型の独立した町家で、半露天風呂やベッドルームなどを設けてリノベーション。京の暮らしをイメージしつつ、スタイリッシュな空間で寛げる。

ラグジュアリータイプの客室「TAKE」

デラックスタイプの客室「HANA」

レストランは、隠れ家風のシェフズテーブル「q」と国産和牛を趣向を凝らしたコース料理で提供する「和牛料亭 bungo」の2店舗が展開する。

「和牛料亭bungo」内装

なお、6月中に空室がある日の料金は、1室3万8900円~となっている。
『Nazuna 京都 椿通』
URL:https://www.nazuna.co/property/nazuna-kyoto-tsubaki-st/
2020/06/16
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