ハローページの発行・配布が終了、2021年10月以降にNTT東・西の両社とも

代替サービスになるタウンページライブラリー

西日本電信電話株式会社(NTT西日本)と東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は、「50音別電話帳(ハローページ)」の配布数・掲載数が大きく減少していることから、2021年10月以降に発行・配布するものを最終版にすると発表した。
ハローページは、職業名やサービス名から電話番号や広告情報を探せる黄色の表紙のタウンページ(業種別電話帳)と混同されることもあるが、「青い表紙の企業名編・緑の表紙の個人名編」からなる電話帳。

90年代後半のピーク時には7000万部以上を発行していたが、その後携帯電話、スマホの普及で家に固定電話のない人も増え、大きく部数を落としていた。

終了スケジュールは、地域ごとの発行スケジュールに基づいて実施。エリアごとの発行スケジュールは、別途NTTの公式ホームページ、もしくは発行するハローページや職業別電話帳(タウンページ)の誌面等で告知される。

なお、ハローページ最終版発行後も番号案内(104番)を利用すれば引き続き電話番号を調べることができる。また、企業や店舗の電話番号を調べる場合はタウンページ・タウンページライブラリーも使える。
発表資料
URL:https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20200618_01.html
2020/06/18
MdN DIのトップぺージ