清里フォトアートミュージアムで7月から「2019年度ヤング・ポートフォリオ展」が開催

エリザベス・ハウスト「思いやり」2016年
©Elizabeth Haust

2020年7月1日(水)から11月8日(日)まで、清里フォトアートミュージアム(K・MoPA)にて「2019年度ヤング・ポートフォリオ展」が開催される。2019年度には22カ国から152人による3,848点の応募があり、本展ではその中から厳選された22人のプリント計136点を公開。選考にあたった3人の写真家(川田喜久治氏/都築響一氏/細江英公氏)が青年期に制作した作品も、5点ずつ展示される。
今年は清里フォトアートミュージアムの開館25周年にあたり、当初は開館記念日(7月9日)にあわせて館長/写真家の細江英公氏の回顧展が準備されていた。しかし、新型コロナウイルス感染防止のため「2019年度ヤング・ポートフォリオ展」の開催が見送られていたことから、日程を調整。「細江英公展」は来年に延期とし、“若手写真家たちに新たな時代を託す”ため、開館25周年の夏には「2019年度ヤング・ポートフォリオ展」が実施されることとなった。
この「ヤング・ポートフォリオ(YP)」は、開館から四半世紀にわたって継続されている活動で、毎年1回、世界の35歳までの写真家の作品を対象とした公募。今回の展覧会では、開館25周年を記念し、過去の偉大な写真家の青年期の作品として、同ミュージアムに収蔵されているウィリアム・クラインの作品、ロバート・フランクの作品、アンドレ・ケルテスの作品も、会期中に順次に公開される。
休館日は毎週火曜(ただし8月は無休/祝日は開館)。入館料は一般800円/学生600円で、高校生以下は無料で入館できる。開館時間は10:00〜17:00(8月は10:00〜18:00/いずれも入館は閉館30分前まで)。
■期間:
2020年7月1日(水)~11月8日(日)

■開催場所:
清里フォトアートミュージアム
山梨県北杜市高根町清里3545-1222

■問い合わせ先:
清里フォトアートミュージアム
url. https://www.kmopa.com/
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