弐瓶勉ワールド全開の「東亜重工製フォント」、12月15日の発売が決定

「東亜重工製フォント」

UDフォントや伝統の書体などを手掛ける株式会社イワタは、漫画家・弐瓶勉が原案と監修を務める「東亜重工製フォント」を12月15日に発売すると発表した。
東亜重工は、「BLAME!」「BIOMEGA」「シドニアの騎士」といった弐瓶勉作品に登場する架空の企業。

その実態は謎めいた企業ではあるが、ビルなどに印字された特徴のある「東亜重工」のフォントにより、作品の読者にとっては実在するかと錯覚するほど印象深いものとなっている。

今回、その「東亜重工」のフォントが弐瓶勉の原案と監修により発売されることとなった。

デザインとしては、漢字では水平・垂直の直線が基本でカーブは無機質、文字の囲み内の線や複雑な線は可能な限り省略・簡略化され、縦横に線を広げることで正方形の枠の中に字がみっちりと詰まっているようなものとなっている。

東亜重工製フォント『東亜重工』と東亜重工製フォント『東亜重工 GRUNGE』

通常版は東亜重工製フォント『東亜重工』20,000円(税別)として12月15日発売予定。

また、東亜重工製フォント『東亜重工』と汚れ加工のほどこされた東亜重工製フォント『東亜重工 GRUNGE』、さらに特別仕様フィギュア『1/12 合成人間 初号試験型イ』(1000toys 制作)が付属した限定版35,000円(税別)は予約を受付中だ。

『1/12 合成人間 初号試験型イ』

仕様はフォントタイプ:TrueTypeフォント、収容文字数:約7,700文字(英数字、仮名、第1、第2水準漢字、記号類)、対応OS:Windows(Microsoftがサポートしているバージョン)・macOS(Appleがサポートしているバージョン) 。
「東亜重工製フォント」
URL:https://iwatafont.co.jp/toa/
2020/06/22
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