Google、画像検索にもファクトチェックのラベルを採用

アメリカのヒューストンのフリーウェイで、サメが泳いでいるというフェイクニュースに関する画像検索

Googleは、Google検索の画像版「Google画像検索」について、ファクトチェック(事実確認)機能を新搭載すると発表した。
ネット上に情報が溢れ、コロナや選挙など、デマ・フェイクニュースの拡散が大きな問題となっている現代。

SNSでの投稿などと同様に画像についても出所や信憑性が重要視されるのはもちろんで、画像検索で表示される画像に関し、ファクトチェック機能が導入されることとなった。

新機能では、Google画像検索での表示結果の画像一覧で、画像の下部にファクトチェックラベルが表示されるようになる。

画像を選択すると、信頼性のある発信元がチェックしたファクトチェックの要約が表示され、画像の信憑性が高いことを示してくれる。

例えば「高速道路をサメが泳いでいた」というフェイクニュースの画像検索では、道路やビル内で泳ぐサメの画像の中にサメの元画像にファクトチェックラベルが示され、ユーザーが正しい情報源にたどり着けるようになっている。

Googleではコロナに関するファクトチェックでも、信頼できる期間に約7億円以上もの資金援助を行っており、今後も正確な情報の提供に尽くすとしている。
発表資料
URL:https://www.blog.google/products/search/bringing-fact-check-information-google-images
2020/06/23
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