尾形光琳が秋草模様を描いた着物「冬木小袖」の修理企画に初音ミクがコラボ

「〈冬木小袖〉ミク」 キービジュアル

Art by 森倉円 / (C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net

独立行政法人国立文化財機構、東京国立博物館(トーハク)、文化財活用センター(ぶんかつ)、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社は、重要文化財「小袖 白綾地秋草模様(こそで しろあやじあきくさもよう)、通称〈冬木小袖(ふゆきこそで)〉」の修理プロジェクトの一環として、「初音ミク」とコラボレーションすると発表した。
冬木小袖は、江戸時代の画家、尾形光琳の直筆による描絵小袖。美しい秋草模様が描かれた名作であるが、きものの形に仕立てられた際の縫いが非常に雑で、早急な修理が必要とされている作品。

重要文化財「小袖 白綾地秋草模様(こそで しろあやじあきくさもよう)

今回、初音ミクとコラボすることで、イラストレーター・キャラクターデザイナーの森倉円(もりくらえん)氏のデザインにより、冬木小袖をまとった初音ミクがトーハク本館の大階段前で見返りしているビジュアルが制作された。

このデザインをキービジュアルとして、複製原画やアクリルパネルといったコラボグッズを販売。収益の一部は冬木小袖修理プロジェクトの寄附にあてられる。

ビッグアクリルスタンド
※グッズの販売は6月30日から

〈冬木小袖〉ミク オフィシャルECサイト
URL:https://fuyukikosode-miku.selforder.live/
2020/06/25
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