Facebookが古い記事のシェアに「ちょっと待って」機能を追加

注意通知イメージ

Facebookは、記事の適時性を保つための施策として、古い記事をシェアしようとする際に「通知」をポップアップさせると発表した。
同社はユーザーに対してのアンケートから「タイムリーで信頼性の高い情報が欲しい」との回答を得ているが、時にユーザーは古い記事を気軽にシェアしてしまう。

受け取る側としては、その記事がリアルタイムのものだと誤認することもあり、例えば「災害が事実以上に甚大な被害をもたらしている」「コロナウイルスによって異常な買い占めが今まさに発生している」というような誤解が発生し、そこからさらに誤解が拡散するという悪循環が起こりうる。

このミスリードを防ぐためにも、3ヶ月以上前の記事をシェアしようとすると「この記事は3ヶ月以上前のものです」という警告ポップアップとともに「続ける・戻る」の選択肢が表示される。

これにより、シェアしようしている本人に、記事が古いことを知らせ、古い情報を誤って拡散してしまうことを防げるという。

また、同社ではコロナ情報についてシェアしようとしている記事のリンクの出所を表示したり、信頼できるCOVID-19情報センターに人々を誘導することなどを検討中だとしている。
発表資料
URL:https://about.fb.com/news/2020/06/more-context-for-news-articles-and-other-content/
2020/06/29
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