エプソンが商業・産業向け大判インクジェットプリンタ「SureColor」シリーズの3機種を新発売
エプソンは、商業・産業向け大判インクジェットプリンタ「SureColor」シリーズの新製品として、「SC-F10050」「SC-F551」「SC-F3050」を順次発売する。「SC-F3050」はガーメントプリンタで、ほか2機種は昇華転写プリンタ。標準価格が398,000円（税別）の「SC-F551」は2020年7月29日（水）の発売が予定されており、ほか2機種は8月下旬に発売予定でオープン価格となっている。
「SC-F10050」は、「SureColor」シリーズで初めて76インチに対応した製品。4.7インチの「PrecisionCoreマイクロTFPプリントヘッド」を4個搭載し、最速の1.1パスモード（300×600dpi・マルチレイヤーハーフトーンでの出力時）で約255㎡/hのプリント速度が実現された。
「SC-F551」は、24インチ対応のデスクトップモデル「SC-F550」の基本機能を踏襲しつつ、A1サイズの昇華転写プリンタでは初めて蛍光色（蛍光イエロー/蛍光ピンク）に対応している。一般的なオフィスのデスクにも置けるコンパクトなサイズながら、鮮やかでデザイン性が高いスポーツ用ユニフォームや、ネオンカラーのアクセントが効いたグッズの製作など、目を引くプリントが可能な製品だ。
「SC-F3050」は、同社ガーメントプリンタのフラッグシップモデル。カラーインクとホワイトインクで、それぞれ専用の大型プリントヘッドを搭載した。濃色生地へのプリントで1枚あたり約52秒の出力速度が実現されている（出力画像：約346×408mm）。