遠隔操作ロボットによる商品陳列、ファミマとローソンが導入を開始

作業イメージ

Telexistence株式会社は、新たな産業用ロボット「Model-T」を開発し、コンビニなどで商品陳列が可能になったと発表した。
「Model-T」は、遠隔操作ロボット技術を核にして、小売業界でのAugmented Workforce Platform(拡張労働基盤、AWP)の構築を可能にするロボット。

ロボットにはカメラが搭載されており、その映像を見ながら人間が遠隔操作で商品陳列業務を行う。

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ロボットの胴体・アームには22自由度の関節が実装されており、コンビニなど狭い小売店舗空間内での作業に適している。また、真空吸引と2指グリッパーを組み合わせたロボットハンドを搭載し、ロボットハンドの取り替えをしないでも、多種多様な形状の商品を掴むことができる。

ロボットは今夏にファミリーマートで実験的な商品陳列を開始。また、「ローソン Model-T 東京ポートシティ竹芝店」では商品陳列業務を日常的に実施する。
発表資料
URL:https://tx-inc.com/ja/
2020/07/22
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