一般宇宙旅行船「スペースシップ2ユニティ」、地球を眺められる客室を公開

宇宙船船内イメージ

アメリカの宇宙旅行企業Virgin Galactic (ヴァージン・ギャラクティック)は、宇宙旅行の乗客が利用するキャビン(客室)デザインを公開した。

「スペースシップ2ユニティ」イメージ

同社は2019年に乗客1名を乗せた有人宇宙船「スペースシップ2」を高度約90kmまで到達させていて、乗客に数分間の無重量状態を体験させることに成功している。

将来的には年間500人を宇宙旅行に連れて行くとしており、今回公開された乗客6名、乗組員2人からなるキャビンは、実際に運用される宇宙船をイメージして忠実に作られたバーチャル映像だ。

船内には12の丸窓が設けられ、自分の座席などから青く美しい地球の様子を眺めたり、宇宙空間を見たりできる。

イメージ

背もたれのゆったりとしたシートは、リクライニングはパイロットが制御し、大気圏突破時や再突入時にはGを管理して乗客を最適なポジションに保つ。

シートイメージ

また、宇宙空間での無重力状態時には、シートベルトを外して、キャビンスペースを自由に浮遊し、好きなウインドウから、自由に地球を眺められるようになる。

無重力時イメージ

発表資料
URL:https://www.virgingalactic.com/articles/virgin-galactic-reveals-spaceshiptwo-cabin-interior/
2020/07/30
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