美術・アートの総合的な知識を測る「美術検定」がオンライン試験を導入

一般社団法人美術検定協会は、美術・アートの総合的な知識を測る「美術検定」において、昨年までの「会場試験」に替わる「オンライン試験」を実施することを発表した。これにより新型コロナウイルス感染症から受験者を守るとともに、パソコン/タブレットとインターネット環境があれば、どこからでも受験が可能となる。
「美術検定」は、前身の「アートナビゲーター検定」(2003年 第1回開催)から数えて2020年で17回目。延べおよそ4万人が受験し、学生を含む幅広い職業の方々、そして10代~70代までという幅広い世代が資格を取得している。

趣味を深めたり、仕事に役立てられるのはもちろん、複数の大学のAO入試等で優遇措置が設定されており、高校・大学への進学や就職に活かしたい方にもおすすめだ。

2019年 職業別受験者データ

2019年 年代別受験者データ

試験内容は、古今東西の名作にまつわる基礎知識から、美術鑑賞の現場で求められる実践的な知識、そして他者を“ナビゲート”する力など。美術に関する総合的な知識に基づいた、「みる力」のステップアップをはかることができる内容だ。

<出題範囲>
4級:西洋美術・日本美術の基礎知識として、代表的な作品や作家を知る。
3級:西洋美術・日本美術の基礎知識に加え、動向や形式など美術史に関わる概念を理解し、歴史的な流れを知る。
2級:美術に関する幅広い知識を持ち、美術史に関わる様々な概念を理解する。また美術鑑賞の場の役割や現状を理解する。
1級(アートナビゲーター):美術に関する幅広い知識・情報をもとに、美術作品や美術をめぐる動向について自身で解釈・思考ができる。さらに他者に対し、作品のより深い理解へ導くための具体的なナビゲート(道案内)の方法や手段を考えることができる。

「美術検定」4級のオンライン試験は、2020年8月3日よりスタート。3級~1級は下記日程にて実施予定となっている。
<美術検定4級オンライン試験>
試験実施:2020年8月3日より開始。通年開催
受験資格:どなたでも受験可能
出題形式:選択式
試験時間:45分
受験料 :3,970円 ※早期割引あり(2020年9月13日申込まで)→3,570円

<2020年美術検定(3級・2級・1級オンライン試験)>
試験実施:2020年11月7日(土)・8日(日)
申込期間:2020年9月15日(火)~(予定)
受験資格:3級・2級はどなたでも受験可能。1級は2級取得者のみ
出題形式:3級・2級は選択式。1級は選択式および記述式
試験時間:3級/60分 2級/90分 ※1級は記述問題のみ、手書き・郵送での提出可。
受験料(税込):3級/6,110円 2級/7,950円 1級/9,990円
 

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URL: https://bit.ly/3iim1aD

試験に関する詳細はこちら
URL:https://www.bijutsukentei.com/2020guideline

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URL:https://bijutsukentei-online.com/
一般社団法人美術検定協会
URL:https://www.bijutsukentei.com
2020/08/05
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