富士ゼロックスが複合機・プリンタの「ApeosPort」ブランドから9商品22機種を発売
富士ゼロックス株式会社は、「ApeosPort/ApeosPort-VII/ApeosPort Print」シリーズの9製品（計22機種）を発売した。デジタルカラー複合機およびプリンタのシリーズ製品。これまでのフラッグシップモデル「ApeosPort-VII C」シリーズのコンセプトである“かんたん・あんしん・つながる”を進化させ、全機種共通で優れた操作性とカスタマイズ機能が提供されている。
今回発売された製品群では、各機種のサイズに応じて、10.1型、7型、5型のいずれかの操作パネルが搭載されている。この操作パネルでは、スマートフォンのタップやスワイプのような操作が可能。操作画面のアイコンの配置をドラッグ＆ドロップで変更できるなど、直感的に操作できるユーザーインターフェイスが採用された。また、頻繁に使う機能や設定はワンタッチアプリとして登録でき、アイコンを押すだけで登録した内容を実行することが可能。共通の操作画面だけでなく、個人認証後の操作画面もカスタマイズに対応している。
セキュリティ機能も強化され、米国のセキュリティ対応基準「NIST SP800-171」に準拠。これは、米国国立標準技術研究所（National Institute of Standards and Technology）が定めたセキュリティ基準を示すガイドラインだ。さらに、新たなTLS暗号設定基準であるTLS 1.3に対応することで、ネットワーク通信の暗号化が強化された。これまでのセキュリティ機能に加えて、機器に蓄積されているデータの改竄防止機能も搭載している。