通販や惣菜販売に役立つ「食品表示印刷」アプリをリレーションデザイン研究所がリリース
一般社団法人リレーションデザイン研究所は、「食品表示印刷」アプリの正式版をリリースした。「食品表示印刷」は、通販や惣菜販売で、食品表示ラベルをシンプルに印刷できるアプリ。Webアプリ、iOSアプリ、Androidアプリとして無料で提供されている。
本アプリは8月5日（水）にベータ版がリリースされており、兵庫県西宮市のフレンチレストラン「ル ベナトン」が実施している惣菜販売（店舗販売/委託販売）でも早速採用されていた。食品表示法によって、製造場所での対面販売以外では食品表示が義務付けられているが、新たに通販や惣菜販売を手掛ける飲食店および小規模事業者がラベルを何種類も作るためには、専用ソフトの使い方を習得しないといけなかったり、パソコンを設置する場所や操作する時間が必要だったりと課題が多い。また、多くの一般的なラベル印刷ソフトは汎用アプリで、食品表示ラベルに特化したものではないため、種類が増えたときに検索しづらいなどの問題もあった。
そこで、本アプリではスマートフォンで使うことを想定し、わずか3ステップでの印刷を実現。製造者登録/販売者登録/食品登録・検索・印刷/データ共有といった機能を備えており、過去のデータも簡単に探し出すことができる。プリンタとラベルシールは、別途に用意することが必要。インクジェットプリンタやレーザープリンタなどの汎用プリンタはもちろん、業務用ラベルプリンタ「QL-820NWB」（ブラザー工業株式会社）にも対応している。