キヤノンが新インクを採用した2機種のA3ノビ対応インクジェットプリンタを11月発売
キヤノンは、プロおよびハイアマチュアのフォトグラファー向けのA3ノビ対応インクジェットプリンタの新製品として、2020年11月中旬に「PRO-G1」と「PRO-S1」を発売する。「PRO-G1」は10色顔料インク、「PRO-S1」は8色染料インクを搭載したモデル。いずれも新開発のインクが採用されている。価格はオープン。
「PRO-G1」には、新開発のマットブラックを含む10色顔料の「LUCIA PRO」インクが採用された。マット紙やファインアート紙に出力する際の黒濃度が向上し、暗部の階調性や色の再現領域が拡大している。「PRO-S1」には、新開発のマゼンタとブラックを含む8色染料インクを採用。レッドやブルーの色域と暗部の色再現性が拡大し、黒濃度も向上している。
いずれも出力解像度は、最高4,800dpi。有線LANやWi-Fiで接続できるほか、Hi-Speed USBも搭載している。「imagePROGRAF PRO」シリーズ向けとして好評のパソコン用プリントソフト「Professional Print & Layout」に対応していることも特徴。また、「PRO-G1」はフチあり/カラーでのA3ノビ出力が、従来機種の「PIXUS PRO-10S」より1分以上も短縮されており、約4分15秒でプリントできる。