“書”を書画や彫刻やメディアアートへと昇華させた表現を展開している紫舟氏の個展「祈り」

2020年9月9日（水）から9月15日（火）まで、高島屋京都店 6Fの美術画廊にて「紫舟展～祈り～産んでもらっただけで一生かけても返せない恩がある」が開催される。日本の伝統文化である“書”を、書画、彫刻、メディアアートへと昇華させた表現を展開している紫舟氏の展覧会。高島屋では初の個展となり、京都店での会期終了後には、9月23日（水）～9月29日（火）に高島屋大阪店 6Fの美術画廊へと巡回する。入場無料。

紫舟氏は6歳で“書”を始め、2014年にフランス国民美術協会展にて書画、彫刻で最高位、金賞を日本人として初めてダブル受賞した。特に彫刻は、文字を平面上から解放させるとともに、東西の線に対する思考の違いを明確にしたことが高く評価され、翌年にも同展で「主賓招待アーティスト」に選出。この「主賓招待アーティスト」に選ばれるのは、日本人では横山大観（1868～1958年）以来の快挙であった。

タイトルに“祈り”が含まれる本展では、新型コロナウイルス感染症の脅威によって世界が疲弊する中で、自らも社会活動に携わる紫舟氏からの作品を通じたメッセージを紹介。“今ここにいること”への感謝を忘れず、“どうか世界が元通りになりますように”との願いが込められた作品が展示される。

■期間
京都：2020年9月9日（水）～9月15日（火）
大阪：2020年9月23日（水）～9月29日（火）

■開催場所：
京都：高島屋京都店 6F 美術画廊
京都府京都市下京区四条通河原町西入真町52

大阪：高島屋大阪店 6F 美術画廊
大阪府大阪市中央区難波5-1-5

■問い合わせ先：
髙島屋京都店/髙島屋大阪店
tel. 075-221-8811（京都店代表）/06)-6631-1101（大阪店代表）
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