油絵で“無機質と有機質の境界線”を描くヴィジュアルアーティストの牧田愛氏の個展「Artifact」

「organ」131×110cm 油彩、布、パネル

2020年9月16日(水)から9月21日(月・祝)まで、日本橋三越本店 本館6Fの美術サロンにて、ヴィジュアルアーティストの牧田愛氏の個展「Artifact」が開催される。時間は10:00〜19:00(最終日は17:00閉場)。金属やプラスティックなどの人工物をモチーフに、人の臓器を思わせるようなイメージや、生き物の形を連想させる絵画作品が紹介される。
千葉県出身の牧田愛氏は、2008年に筑波大学芸術専門学群美術専攻を卒業し、2013年に東京藝術大学大学院芸術学専攻を修了。2015年に第18回岡本太郎現代芸術賞に入選し、2017年にはポーラ美術振興海外派遣助成を受けて渡米した。在ニューヨーク日本総領事館での展覧会に参加するなど、数々の賞や助成、レジデンスプログラムに選出。現在は東京とニューヨークを拠点として活動している。
牧田氏が作品を通じて表現しているのは、自然のイメージと人工的なイメージの“不確かな境界”。今回は新しい取り組みとして、平面であるキャンバスの中に立体性や動性を感じさせる作品も創作されており、これまでのスタイルの集大成として20点余りの新作が紹介される。
なお、9月2日(水)からは、三越伊勢丹オンラインストアでもインタビュー記事を交えた作品の紹介を展開中。そちらは10月7日(水)の10:00まで続く。
■期間:
2020年9月16日(水)~9月21日(月・祝)

■開催場所:
日本橋三越本店 本館6F 美術サロン
東京都中央区日本橋室町1-4-1

■問い合わせ先:
日本橋三越本店
tel. 03-3241-3311(大代表)
url. https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi.html
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