エコール・ド・パリの巨匠であるモイズ・キスリングの画業を辿る展覧会がスタート

《ベル=ガズー(コレット・ド・ジュヴネル)》1933年 カンティーニ美術館、マルセイユ
©Musée Cantini, Marseille

2020年9月12日(土)から10月25日(日)まで、京都駅ビル内・ジェイアール京都伊勢丹 7F隣接の美術館「えき」KYOTOにて、「キスリング展 エコール・ド・パリの巨匠」が開催される。エコール・ド・パリの画家のモイズ・キスリング(1891〜1953年)の作品を紹介する展覧会。約50点の作品の展示を通じて、その画業を辿る。会期中無休、開館時間は10:00〜19:30(最終日は17:00閉館/入館は閉館30分前まで)で、当日券での入館料は一般1,000円/高校・大学生800円/小・中学生600円。
ポーランドの古都クラクフで生まれたキスリングは、印象派に憧れ、19歳でパリに出て本格的に絵を描きはじめた。キュビスムやフォーヴィスムなどの新しい絵画運動に触れ、パブロ・ピカソ(1881〜1973年)、アメデオ・モディリアーニ(1884〜1920年)、藤田嗣治(1886〜1968年)といった多くの芸術家たちと出会って交友を深める中で、独自のスタイルを開拓。1920〜1930年代のパリで「モンパルナスのプリンス」とも呼ばれて、時代の寵児となった。
本展では、キスリングの初期から晩年までの多彩な主題の作品を、国内外の美術館や個人コレクションから紹介。滑らかな画肌や豊かな色彩を駆使したメランコリックな画風で広く人気を博したキスリングの絵画を存分に楽しめる。
■期間:
2020年9月12日(土)~10月25日(日)

■開催場所:
美術館「えき」KYOTO
京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹 7F隣接

■問い合わせ先:
美術館「えき」KYOTO
tel. 075-352-1111(大代表)
url. https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/
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