YouTubeも短編動画に参入! 最大15秒の「Shorts」をインドからスタート

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YouTubeは、スマホを使ってキャッチーな短尺動画を投稿できるサービス「Shorts」を発表した。

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短編動画サービスといえば、中国発のTikTok (ティックトック) が世界中で人気となっている。しかし、アメリカでは国家安全保障上の懸念からオラクルが技術パートナーとなり、インドでは領土紛争の問題からTikTokの使用が禁止されるなど、勢いが衰える可能性がある。

また、ライバル企業のサービスを模倣することに定評のあるInstagramも最大15秒のショートムービーを作れる「リール(Reels)」機能を提供開始して、参戦してきている。

そしていよいよ、動画配信サービスの雄YouTubeも短編動画サービスへと参加することとなった。

「Shorts」はまずはインドにおいて、製品の初期バージョンとしてベータ版が提供される。そして今後数ヶ月の間に、より多くの機能を追加し、幅広く世界各国へと提供を拡大する。その間にユーザーからフィードバックされる情報を元に、さらなるアップデートが施される予定だ。

ベータ版で提供される機能は、複数のビデオクリップをつなぎ合わせる「マルチセグメントカメラ」、音楽ライブラリから楽曲と一緒に録音できる機能、創造的な動画にするための速度制御機能、ハンズフリーで簡単に記録できるタイマーとカウントダウン機能となっている。

同社では、今後数週間で世界各国に機能を開放する間には、iOS/Androidデバイスの両方で「Shorts」を試せるようになるとしている。
発表資料
URL:https://blog.youtube/news-and-events/building-youtube-shorts/
2020/09/15
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