アーティストユニット「Mrs. Yuki」と彼らも参加する覆面バンドの活動を紹介する展覧会が開催

「Mrs. Yuki presents THE TETORAPOTZ SHOW」

2020年9月17日(木)から10月11日(日)まで、六本木蔦屋書店 2Fの店内ギャラリースペース「BOOK GALLERY」にて、「Mrs. Yuki presents THE TETORAPOTZ SHOW」が開催される。生物学的な観点から造形の実践を試みているアーティストユニット「Mrs. Yuki」の最新作を中心に紹介する展覧会。あわせて、覆面バンド「THE TETORAPOTZ」の活動と、その音楽を生み出している作家それぞれの作品を通して、バンドの魅力を紐解く展示が繰り広げられる。時間は11:00〜23:00。
「Mrs. Yuki」は、平嶺林太郎氏と大久保具視氏で結成されたアートユニットで、生命の固有性と多様性を探求しながら制作活動を展開している。2009年から蛇の飼育・交配を通じて生命の固有性に分け入った作品を展開。2016年から制作が始まった「Footprint」シリーズでは、砂の上を蛇が這った“足跡”が、墨汁で書の筆致のように刻まれており、生命の所作を線や形とする作画の手法で書・絵画・彫刻の領域を行き来する試みが行われている。最新作の「Two」は、昆虫が交尾の姿勢で樹脂に止められており、これは地球の時間と記憶の伸縮と「Mrs. Yuki」2人の精神的関係を内包した作品だ。
「THE TETORAPOTZ」は、美術の展覧会をきっかけにアーティスト5名で結成されたバンド。「Mrs. Yuki」の2人のほかに、パラモデル・ハヤシヤスヒコ氏、加藤泉氏、南隆雄氏が参加しており、美術館やアートプロジェクトなど、主に“アートと交わることのできる場所”で活動を展開している。
なお、本展では“書店”というロケーションを生かしたメンバーによる選書も見どころの1つ。

「THE TETORAPOTZ」

■期間:
2020年9月17日(木)~10月11日(日)

■開催場所:
六本木蔦屋書店 2F BOOK GALLERY
東京都港区六本木6-11-1

■問い合わせ先:
六本木蔦屋書店
tel. 03-5775-1515
url. https://store.tsite.jp/roppongi/
MdN DIのトップぺージ