北海道の美瑛町で自然や農風景と長年向き合いながら撮影してきた中西敏貴氏の写真展「Kamuy」

©TOSHIKI NAKANISHI

2020年9月19日(土)から10月31日(土)まで、キヤノンギャラリーSにて、中西敏貴氏の写真展「Kamuy」が開催される。入場無料で、休館日は日曜および祝日。開館時間は通常は10:00〜17:30だが、当面の間は時間短縮で10:30〜17:00となっている。
1971年大阪府生まれの中西敏貴氏は、1989年頃から北海道へと通い続け、2012年に撮影拠点である美瑛町へ移住。そこに住む者としての視点を重視し、“農”の風景とそこに暮らす人々をモチーフとして作品を制作してきた。現在は大雪山とその麓に広がる原生林にも意識を広げ、人と自然との関わりを写真によって描き出している。
本展のタイトルは、北海道の先住民族であるアイヌの人々が、森羅万象にその存在を意識してきたという“カムイ”。アイヌの人々の自然観に人と自然との関わりの答えを探し求めてきた中西氏が、両者の共存の道を写真で表現した約40点の最新作が展示される。
なお、作品は主にキヤノン製カメラの「EOS R」(一部は「EOS 5D Mark IV」)で撮影。さらに、キヤノン製の大判プリンタ「imagePROGRAF」で出力して展示される。
■期間:
2020年9月19日(土)~10月31日(土)

■開催場所:
キヤノンギャラリーS
東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー 1F

■問い合わせ先:
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
url. http://canon.jp/
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