“近代絵画の父”とも称されるセザンヌの初期の画業に注目した企画展「若きセザンヌの挑戦」

ポール・セザンヌ「林間の空地」1867年
諸橋近代美術館蔵

2020年9月19日(土)から11月29日(日)まで、諸橋近代美術館にて「若きセザンヌの挑戦」が開催されている。ポール・セザンヌ(1839〜1906年)の初期作品の1つである「林間の空地」を中心に、1860〜1870年代のセザンヌの初期の画業に注目した企画展。15点の作品が紹介されている。会期中無休で、時間は9:30〜17:30(11月は17:00閉館/入館は閉館30分前まで)。
本展では、セザンヌの初期に注目し、その人柄や挑戦と挫折を繰り返した画業を紹介している。22歳でパリへ上京したセザンヌは、絵画制作の修練に励んで多くの芸術家たちと親交を結んだが、本展では本来は人付き合いがあまり得意ではなかったセザンヌを導いた画家たちにも注目。20世紀の前衛芸術に大きな影響を与えて“近代絵画の父”とも称されるようになったセザンヌの若かりし頃に触れることができる。
なお、諸橋近代美術館はサルバドール・ダリ(1904〜1989年)の作品をメインで所蔵する美術館で、「若きセザンヌの挑戦」展と同時に、ダリの名品を紹介する常設のコレクション展も楽しむことが可能。「若きセザンヌの挑戦」の観覧料は一般1,300円/高校・大学生500円/中学生以下無料で、この料金には常設展観覧料も含まれている。
■期間:
2020年9月19日(土)~11月29日(日)

■開催場所:
諸橋近代美術館
福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093番23

■問い合わせ先:
諸橋近代美術館
url. https://dali.jp/
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