ダイドードリンコ、自動販売機で不織布マスクや除菌ウェットティッシュの販売を開始
ダイドードリンコ株式会社は、同社の自動販売機を通じて、公衆衛生用品の販売を開始することを発表した。2枚入りの不織布マスクと10枚入りの除菌ウェットティッシュを、いずれも瓶入りで各200円（2020年9月30日時点での税込価格）で販売。2020年10月下旬から順次に、全国で約3,000台での展開が予定されている。
同社では、国内飲料事業における売上の8割以上を自動販売機からの売上が占めるなど、優れた自販機網を主力チャネルとして事業活動を展開している。この自販機網を活用し、新型コロナウイルスの影響で“必須”となったマスクや除菌ウェットティッシュなどを、消費者に手軽に購入してもらうことを目的としたのが今回の取り組みだ。人々の価値観や行動様式が変容する中で、公衆衛生意識の高まりに対応できることが見込まれているほか、ユーザーにとってより身近な存在として、自販機の新たな価値を提供することにもつながると考えられている。
自動販売機による取り扱いでは、時間帯を問わずに気軽な購入が可能となるなど、消費者にとってのメリットは大きい。たとえば、外出先でマスクが汚れたり破損してしまった場合などにも大いに役立つ。同社では、今後も公衆衛生用品のアイテムは、順次に増やして発売していく予定。