プライバシーポリシーなどの規約類を簡単に自動生成できるWebサービス「KIYAKU」が登場

「KIYAKU」

弁護士の千葉直愛氏(大阪弁護士会)によるKIYAKUプロジェクトは、Webサービス「KIYAKU」の正式版をリリースした。弁護士が監修する“法律文書ジェネレーター”。いくつかの簡単な質問に答えるだけで、Webサービスやアプリで必須となる「プライバシーポリシー」「利用規約」「特定商取引法に基づく表示」が自動生成され、出力した規約には独自のURLが発行されてそのままリンクとして利用できる。
Webサービスやアプリを運営するうえで、「プライバシーポリシー」や「利用規約」や「特定商取引法に基づく表示」はとても重要なもの。しかし、その作成を弁護士などの専門家に依頼すると高額の費用が発生するケースもあることなどから、多くのサービスで、これらの規約類は他社のWebサイトを雛形とした“コピー&ペースト”で作成されてきた実態がある。しかし、そのような作成方法では将来的に大きな問題を孕むのではないか、といった懸念が、今回の「KIYAKU」が開発された背景だ。
「プライバシーポリシー」1枚を生成できるFreeプランは、無料での利用が可能。そのほかに、年額3,600円(税別)のStandardプランも用意されている。Standardプランでは「プライバシーポリシー」「利用規約」「特定商取引法に基づく表示」を枚数無制限で生成できて、再編集にも対応(Freeプランでは「プライバシーポリシー」のみ再編集が可能)。また、Standardプランでは、生成済みの規約をカスタマイズする際に役立つブログ「KIYAKUの教科書」も読み放題となる。
KIYAKUプロジェクト
URL:https://kiyaku.app/
2020/10/02
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