50年前は地球寒冷化と言われていた? 環境問題にはびこる噓を見抜く「環境問題の嘘 令和版」発売

株式会社エムディエヌコーポレーションは、「ホンマでっか!? TV」にも出演し、評論家としても活躍する池田清彦氏が環境問題にはびこる噓を見抜く「環境問題の嘘 令和版」を10月6日に発売する。新書判/216P/891円(税別)。
1960年代後半~1980年代の初め頃まで、気象学者たちが地球寒冷化を警告していたことをご存じだろうか。1940年~1970年までの30年間で地球の平均気温は摂氏0.2℃ほど下がったので、このまま気温が下がり続ければミニ氷河期が来ると考えても不思議ではないというわけだ。地球温暖化が叫ばれ、各国でCO2削減問題が過熱している今では想像もできないことである。

環境問題にはある種の「流行」のようなものがある。その時どきの一番「ウケる」話題が一気に出てきて、それだけが最大で唯一の環境問題であるかのようになってしまうのだ。逆に言えば、後のことは別にたいした問題ではないというような感じになる。

それは地球温暖化の問題だけでなく、エネルギー問題、ゴミ問題、食糧問題、人口問題などあらゆる環境問題に当てはまる真実である。本書では、上辺だけの環境ブームに警鐘を鳴らし、現代社会の本質に関わる問題を人気の生物学者が説き明かす。
出版社:株式会社エムディエヌコーポレーション
価格:891円(税別)
池田清彦 著
URL:https://shinsho.mdn.co.jp/books/3220903015/
Amazon:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4295200352/
2020/10/06
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