ソニー、3DCG映像を裸眼視できる空間再現ディスプレイ「ELF-SR1」発売

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ソニーは、高精細の3DCG映像を裸眼で見ることを可能にする空間再現(SR)ディスプレイ「ELF-SR1」を発売開始すると発表した。市場想定価格は500,000円前後(税別)。

「ELF-SR1」

本製品は、三角柱を横にした形状のボックス型ディスプレイデバイス。

ディスプレイは、高速ビジョンセンサーと視線認識技術を搭載し、見る人の目の位置を常に正しく検出。

水平や垂直方向、奥行方向に関しても左右の目それぞれの位置をリアルタイムに把握し、ユーザーの目の位置情報をもとに、実際にディスプレイパネルから出す光源映像をリアルタイムに生成できる。

これにより、常に両目に正しい視点画像が提示され、実際に空間や物体がそこにあるかのように感じられる。

ディスプレイ内に制作物の奥行き感、質感、佇まいなどをリアルに再現することができ、ゲームやCGクリエイター、建築家や車のデザイナーなどあらゆる制作者がコンテンツを表現できるデバイスになる。

使用場所としては、ショールームや美術館でのディスプレイ展示、店舗等での立体サイネージなどが想定される。
「ELF-SR1」
市場想定価格:500,000円前後(税別)
URL:https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/202010/20-1016/
2020/10/16
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