タピオカの次は何が流行る? 10代〜20代の若者が予想するNEXTブーム

株式会社パスチャーは、10月22日、22万人以上のフォロワーを抱える同社のInstagramメディア「Petrel(ペトレル)」において、10代〜20代の女性を対象とした「若者が予想するNEXTブーム」についてのアンケートを実施。その調査結果を公開した。
アンケートを行ったのは次の6項目
1.タピオカの次に流行るものは何だと思いますか?
2.NEXTブームになりそうなスイーツはありますか?
3.NEXTブームになりそうなグルメはありますか?
4.お取り寄せスイーツ・グルメをしたことがありますか?
5.何をお取り寄せしたことがありますか?
6.次に流行りそうな“おうちカフェ”メニューはありますか?
タピオカの次に流行るものは「バナナジュース」
まず「タピオカの次に流行るもの」として多く挙がったのは「バナナジュース」。全体の41.3%という大きな割合を占めた。

今年に入ってからバナナジュースの専門店が各地にオープンしており、じわじわと流行の兆しを見せているようだ。タピオカ同様、「気軽にテイクアウトができて、小腹を満たせるドリンク」であることもブームの条件に合致しているのかもしれない。

「バナナジュース」に続いて回答が多かったのが「わらび餅(26.4%)」。わらび餅自体の人気よりも、「わらび餅アイス」や「わらび餅ドリンク」といった、「わらび餅を使ったスイーツ全般が流行るのでは」と予想する声が多く上がっている。コンビニスイーツでもわらび餅を使ったものがSNSで話題になっており、ネクストブームとしての兆しがみられる。


NEXTブームスイーツは「マカロン」と「焼き芋」
「マカロン」の回答数が多かった背景には、「トゥンカロン」という韓国初の進化系マカロンの存在があると予想される。この「トゥンカロン」は若者を中心に人気を集めている新スイーツで、SNS映えもすることから、インスタのハッシュタグ件数が3万件を超すほどのブームとなっている。

「焼き芋」は、高級さつまいもブランドを専門に取り扱う店舗や、アツアツの焼き芋に冷たいアイスを乗せた「焼き芋アイス」の登場などが若者の間で話題になっているようだ。

NEXTブームグルメは「餃子」
一方、次に流行る「グルメ」については、「餃子」という回答が圧倒的に多かった。馴染みのある食べ物に、今注目が集まっている背景には、「わらび餅」同様の“アレンジ”の広がりがある。

とろけるチーズに餃子をフォンデュして食べる「チーズ餃子」や、餃子の皮をピザ生地の代わりにして作る簡単おやつ「餃子ピザ」など、ひと工夫加えた餃子が人気のようだ。


グルメ・スイーツのお取り寄せをしたことがある若者は全体の3割弱
次に、お取り寄せグルメやお取り寄せスイーツを実際に利用したことのある、10代~20代の若者の割合を調べたところ、約3割という結果に。自宅にいる時間が長くなった今年、初めて「お取り寄せ」をしたという人も多かったのではないだろうか。


人気のお取り寄せは「チーズケーキ」
では、若者はどのようなものを“お取り寄せ”しているのだろうか。アンケート中最多となったのは「Mr. CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)」のお取り寄せ。口コミで人気が広がり、予約が取れない幻のチーズケーキとして話題となったスイーツである。次点もチーズケーキで知られる「LeTAO(ルタオ)」。全体的にスイーツのお取り寄せが上位を占めているようだ。


#おうちカフェ のNEXTトレンドは「プリン」
最後にアンケートを取ったのは「おうちカフェ」のメニューについて。自粛期間中にブームになった韓国発の手作りドリンク「ダルゴナコーヒー」という回答はゼロ。代わりに「プリン」という回答が多く見られた。「意外と簡単に作れる」との意見もあり、手間が掛からず「おうち時間」を充実させられるメニューとして人気のようだ。

今回の調査では、“SNS映え”というキーワードは残しつつも、親しみのあるスイーツやグルメが進化して今後の新しいブームを作っていくという傾向が見られた。Withコロナ時代ならではのブームとして #おうち時間 や #おうちカフェ にちょうどいい簡単に作れて写真映えするグルメにも注目が集まっている。

Petrelでは今後も「したいが見つかる流行先取りメディア」としてグルメ・スイーツだけでなくトレンドになりうる全てのものを、現代の若者に合わせた最適なカタチで情報発信し続けていくとのこと。
株式会社パスチャー
URL:http://corp.pasture.biz/
2020/10/22
MdN DIのトップぺージ