“縫う”ことを表現手段としている若手作家の柵瀨茉莉子氏による個展「いのちを縫う」

柵瀨茉莉子「いとの日‐2」(部分)2019年
花びら、葉、銀糸、髪の毛、猫の毛、祖母のトレーナー
60×54cm 作家蔵

2020年11月14日(土)から12月13日(日)まで、横浜美術館のアートギャラリー1とCafé小倉山にて、柵瀨茉莉子氏の個展「いのちを縫う」が開催される。当初は2020年3月〜4月の開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から会期変更となっていた展覧会。柵瀨氏は一貫して“縫う”ことを表現手段としてきたアーティストで、主に木片や木の葉や花びらといった自然物を素材に制作活動を行っている。
横浜美術館では、小企画展「New Artist Picks」で、将来活躍が期待される若手作家を紹介している。本展も、その「New Artist Picks」として開催される個展だ。柵瀨茉莉子氏は1987年神奈川県横須賀市生まれで、2010年に筑波大学芸術専門学群構成専攻クラフト領域(木工)を卒業し、2012年に同大学院人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻クラフト領域(木工)を修了。現在は横浜市に在住しながら、制作活動を行っている。
本展では、柵瀨氏のこれまでの作品の展開を追うとともに、生まれ育った佐島を舞台として作家の個人史をテーマに新作を発表。観覧無料、木曜休館で、開場時間は11:00〜18:00(Café小倉山は10:45〜18:00)となっている。
■期間:
2020年11月14日(土)~12月13日(日)

■開催場所:
横浜美術館 アートギャラリー1、Café小倉山
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1

■問い合わせ先:
横浜美術館
url. https://yokohama.art.museum/
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