カプコン、不正アクセスで個人情報が最大約35万件に流出のおそれありと発表

株式会社カプコンは、第三者からのオーダーメイド型ランサムウェアによる不正アクセス攻撃を受け、同社グループが保有するユーザーや取引先などの個人情報が流出したと発表した。
同社は11月4日、11月2日未明に第三者からの不正アクセスが行われたと発表。また、その後にはサイバー犯罪グループ「Ragnar Locker」から11億円に及ぶデータの“身代金”要求を受けていることも明らかになった。

同社と犯罪グループでどのような取引が行われたかは不明だが、最悪の事態として個人情報の流出が発生してしまった。

既に流出を確認した情報は、個人情報9件と販売レポート、財務情報。

さらに、「個人情報(お客様・お取引先等)最大約35万件」「個人情報(社員および関係者)」「企業情報(売上情報、取引先情報、営業資料、開発資料等)」については流出の可能性がある状態。

個人情報および企業情報の流出が確認された方々には、個別に連絡を行い経緯・状況を説明するとしている。

なお、同社はネット販売等における決済は全て外部委託しているので、クレジットカード情報については流出はないという。
発表資料
URL:http://www.capcom.co.jp/ir/news/html/201116.html
2020/11/17
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