今年末で終了のFlashをHTML5で再生可能にするサービス「JswfPlayer Ver2」

「JswfPlayer」

株式会社ソニックムーブは、Flashプレーヤーを使わずにFlashを再生可能にするクラウドサービス「JswfPlayer」について、ActionScript3.0に対応したVer2をリリースしたと発表した。
Flashについては、Adobe社は2020年末でのFlashプレーヤーのサポート終了、そしてGoogle Chromeは2020年末でFlashプレーヤーを削除すると発表済みで、世界中のWebサイトやゲームで使われているFlashコンテンツは再生不可となる。

しかし、同社が提供する「swf2js」ライブラリをベースに開発したクラウドサービス「JswfPlayer」では、ActionScript3.0に対応することで、パソコン向けブラウザゲームでもFlashをHTML5に変換して再生が可能になっている。

利用するためにはFlashファイルを専用管理画面にアップロードして発行されたタグを、Flashを再生したい箇所に貼り付けるだけ。

自動でFlashをHTML5に変換して再生し、FlashプレーヤーなしのスマートフォンやパソコンでもFlashの表示ができる。

このサービスを使うことで、FlashからHTML5への再構成は必要なく、2021年以降もFlashコンテンツが再生可能になる。

また、Flashではセキュリティの脆弱性が度々問題になっていたが、JswfPlayerはJavaScriptで構築されたサービスのため、セキュリティの心配もなくなる。
「JswfPlayer」
URL:https://jswfplayer.sonicmoov.com/
2020/11/24
MdN DIのトップぺージ