ドコモとクアルコム、複数周波数帯を束ねて5G下り最大4.2Gbpsの高速通信を実現

発表資料

株式会社NTTドコモと米半導体大手のQualcomm Technologies, Inc.(クアルコム)は、世界初となる3.7GHz帯と4.5GHz帯の周波数を束ねるキャリアアグリゲーション「sub6-CA」の提供を開始している。
キャリアアグリゲーションとは、複数の周波数帯を同時に使用し、1つの通信回線としてデータ送受信を行う技術のこと。

今回は、sub6と呼ばれる3.7GHz帯と4.5GHz帯の周波数を束ねることで、5Gで日本国内最速となる、下り最大4.2Gbpsの高速通信を実現した。

対応する端末はクアルコムの「SnapdragonT 865」と「Snapdragon X55 5G モデム-RFシステム」を搭載している端末に限られ、発表時はソニーの「Xperia 5 II SO-52A」1端末のみで、今後はサムスンの「Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A」が2020年12月対応予定、シャープの「Wi-Fi STATION SH-52A」が2020年度冬以降対応予定となっている。
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URL:https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2020/12/07_00.html
2020/12/07
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