JX、コロナ感染状況を三次元空間で表現した『新型コロナ時空間3Dマップ』を開発

緊急事態宣言の効果で感染は下火になったものの、8月から第二波、11月ぐらいから第三波がやってきていることが分かる

報道ベンチャーの株式会社JX通信社は、東北大学大学院環境科学研究科と共同で、新型コロナウイルス感染症の感染状況を三次元空間で表現できる「新型コロナ時空間3Dマップ」(首都圏版・関西圏版)を開発し、公開している。
本マップは、JX通信社が独自に収集している感染施設データを活用し、新型コロナ感染症(COVID-19)患者の発生について、時空間的な広がりの様子を可視化しているもの。

可視化されたマップでは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を時系列に、また俯瞰的に見ることができる。

このマップを見ることで、コロナの現在の流行状況、感染リスクの高さなどを視覚的に把握可能だ。

例えば、赤色の箇所は毎日5か所以上の施設で感染発生がある地域、青色の箇所は毎日感染が1つ以上の施設がある地域、灰色の箇所は4日に1施設程度の発生をしている地域となっていて、都心が赤く、外にいくにつれ、青、灰色と変わっていくのがわかり、都心へ行くことのリスクがよく分かる。

都心が真っ赤で危険な地域であることがわかる

なお、同社は今後、東北大学と共にさらに専門的な分析を重ね、感染発生が持続する地域の特徴を明らかにしていく予定としている。
「新型コロナ時空間3Dマップ」
首都圏版:https://nakaya-geolab.com/covid19-stkd/tokyo/
関西圏版:https://nakaya-geolab.com/covid19-stkd/kansai/
中谷教授によるマップの詳細説明:https://jxpress.net/coronavirus-map-project/
2020/12/08
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