愛らしい表情の動物や多肉植物が描かれた作品などを紹介している住吉明子氏の個展「Parade」

「多肉寄せ植え(ハオルチア)」2020年制作
33.3(幅)×19(高さ)cm、キャンバスにアクリル絵具

2020年12月9日(水)から12月25日(金)まで、新宿高島屋 10Fの美術画廊にて、住吉明子氏の個展「Parade」が開催されている。開催時間は10:00〜20:00で、最終日のみ16:00閉場。住吉氏にとって、高島屋では今回が初の個展となる。
住吉明子氏は1981年千葉県生まれで、2004年に文星芸術大学美術学部ビジュアルデザイン科を卒業。2005年から画家の福津宣人氏に師事し、作家活動を開始した。その後はグループ展や個展で、精力的に作品を発表。一例として、2020年9月〜10月には、TEZUKAYAMA GALELRY(大阪府)で、個展「水平線と紆余曲折(再)」が開催された。日本国内はもとより、台湾や韓国などでも活躍している。
今回の個展「Parade」では、住吉氏が描く愛らしい表情の動物が登場。ある動物は多肉植物と同化するように、またある動物は森の中に身を隠すように描かれている。金箔や銀箔を用いた絵画作品のほか、石粉粘土による立体作品も含め、新作・近作が一堂に集合。当たり前のことが当たり前でなくなった今日において、“自らをメタモルフォーゼしていくことで、自然や社会に順応して生きる”術を人々に示唆するかのようにも感じられる作品を鑑賞できる。
■期間:
2020年12月9日(水)~12月25日(金)

■開催場所:
新宿高島屋 10F 美術画廊
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2

■問い合わせ先:
新宿高島屋
tel. 03-5361-1111(代表)
url. https://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/
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