凸版印刷、0.1mmの微細線で構成する新しいデザイン表現「アート彩紋」を開発

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凸版印刷株式会社は、新しいデザイン表現技術として、奥行きや濃淡、動きを感じることのできる「アート彩紋」を開発したと発表した。
本技術は、同社が金券や有価証券の偽造防止のために培ってきた、微細線やマイクロ文字の製版技術を応用して開発した、新しいデザイン表現のための技術。

「アート彩紋」は、太さ0.1ミリメートル程度の細い直線・曲線からなる紋様。

文字や数字、図形などの任意のアウトラインに沿って、形状や波の数、滑らかさなどを自由に表現し、マイクロ文字なども入れることができる。

ロゴやオリジナルフォントなどに「アート彩紋」を採用すれば、奥行きや濃淡、形状や波の数、滑らかさなどを表現でき、高いデザイン性とアイキャッチ性を持ち、ロゴの持つ表現をより強くアピールしたり、本の表紙に用いてデザインを強調したりできる。

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なお、製版費用の参考価格は1点5万円~で、別途、印刷やデザイン費用が掛かる。
発表資料
URL:https://www.toppan.co.jp/news/2020/12/newsrelease_201216.html
2020/12/16
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