写真を通じて“デジタルバグの可能性”を追求している伊奈英次氏の個展「残滓の結晶」

©伊奈英次

2020年12月17日(木)から2021年2月3日(水)まで、キヤノンギャラリーSにて、伊奈英次氏の写真展「残滓の結晶〜CRYSTAL of DEBRIS〜」が開催される。伊奈氏が2019年に発表したシリーズから、約30点の作品を紹介。展示作品は、キヤノンの大判プリンタ「imagePROGRAF」で出力されている。
1957年愛知県名古屋市生まれの伊奈英次氏は、1977年に中部工業大学工業物理科を中退し、1984年に東京綜合写真専門学校研究科を卒業。現在は、東京綜合写真専門学校の校長を務めている。1984年に、東京の都市景観を8×10の大型カメラで精緻にとらえたモノクロ写真を発表。以後は日本の近現代をテーマに作品を発表し、2019年からCrystal of Debris「残滓の結晶」シリーズを展開している。
同シリーズは、バグを利用して風景を再構築し、バーチャル画像を創造するという新たな手法を使った作品。この作品を通じて、“デジタルバグの可能性”を追求している。
本展は入場無料で楽しむことができ、開館時間は10:00〜17:30。休館日は日祝で、会期中の12月29日(火)〜1月3日(日)は年末年始休館となる。
■期間:
2020年12月17日(木)~2021年2月3日(水)

■開催場所:
キヤノンギャラリーS
東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー 1F

■問い合わせ先:
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
tel. 03-6719-9021
url. http://canon.jp/
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