ヤフー、85個のキーワードについての都道府県別の“関心度”を可視化した「日本関心度マップ」を公開
ヤフー株式会社が提供する事業者向けデータソリューションサービスで、「日本関心度マップ」が公開された（https://ds.yahoo.co.jp/on-the-map-japan/）。検索ビッグデータの面白さを直感的にとらえ、親しんでもらうことを目的とした企画。2017年1月から2020年9月までの期間を対象に、85個のピックアップキーワードについて、各都道府県における“興味関心度”の高さと推移を視覚的に知ることができる。
この「日本関心度マップ」では、用意されたキーワードの中からたとえば「マスクの作り方」を指定すると、2019年以前にはインフルエンザが流行する季節に多くの地域で検索が増えていたことや、通年でも主に東海地域で高い関心を持たれていることが分かる。さらに時間を進めて2020年4月になると、新型コロナウイルス感染症拡大とマスク不足の影響が顕著。全国的に「マスクの作り方」の検索が増えた傾向を把握することが可能だ。
日本地図のデザイン上で視覚的にとらえることができ、実際に時間軸を進めるなどの操作を行なってみると、表示・動作が非常に滑らか。指定したキーワードについての“興味関心度”が高い都道府県は大きく、低い都道府県は小さく表示され、色も変わるため、データを直感的にとらえることができる。
また、任意の都道府県を選択すると、“興味関心度”の全国順位や、全国に占める検索割合を数値で見ることも可能。現在は「半沢直樹」「Go To キャンペーン」「あつまれどうぶつの森」「鬼滅の刃」「新型コロナウイルス」「バンクシー」などをはじめとした多彩なキーワードが選択肢として用意されており、今後も対象データとピックアップキーワードは定期的に追加が予定されている。