“生への深い追求”を作品としてきた松下まり子氏の個展「愛の飾らぬことばにおいて」

「蛇の夢」Oil on canvas 142×114cm 2020年
© Mariko Matsushita

2020年12月18日(金)から12月30日(水)まで、銀座蔦屋書店内の中央吹き抜けスペースのGINZA ATRIUMにて、松下まり子氏の個展「愛の飾らぬことばにおいて」が開催される。入場無料で、時間は11:00〜20:00。本展に向けて制作された新作ペインティグが発表される。
松下まり子氏は1980年大阪府生まれの美術家で、2004年に京都市立芸術大学油画専攻を卒業。過去の主な個展には、2020年の「居住不可能として追放された土地」、2019年の「Oasis」、2018年の「Silent Resistance to Oblivion」と「RAW」(いずれも東京都・KEN NAKAHASHI)などがある。2016年には、第2回 CAFAA賞グランプリを受賞した。2017年には、ロンドンのデルフィナ財団でアーティスト・イン・レジデンスに参加している。
これまで松下氏は、生々しい肉体を描いたペインティングやドローイングをはじめとする絵画のほか、各地で集めてきた赤い布で部屋の窓を覆うインスタレーション「赤い部屋」や、ロンドンの街中に生息するキツネを追いかけて制作した映像作品「Little Fox in London」、詩や立体など、多岐にわたる表現を展開してきた。それらの作品の中には、“生への深い探求”が込められている。
■期間:
2020年12月18日(金)~12月30日(水)

■開催場所:
GINZA ATRIUM
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F 銀座蔦屋書店内

■問い合わせ先:
銀座蔦屋書店
tel. 03-3575-7755
url. https://store.tsite.jp/ginza/
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