JR東、新幹線車内でリモートワークができる「新幹線オフィス」の実証実験を発表

東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、新幹線の座席でWeb会議をできるように「新幹線オフィス」として設定し、ユーザーの利用動向や新幹線車内におけるリモートワークの課題や要望を調査する実証実験を実施すると発表した。
通常、新幹線の座席では携帯電話やウェブ会議での通話はルールとしてできないようになっているが、「新幹線オフィス」では、「リモートワーク推奨車両」として通話可能な車両を1両設定する。
「リモートワーク推奨車両」は自由席となり、乗車券、新幹線特急券を持っていれば、追加料金なしで利用できる。

また、利用後にはアンケートに協力することが求められ、協力するとJR東日本の運営するシェアオフィス「STATION BOOTH」の無料利用チケットがもらえる。

「リモートワーク推奨車両」が運行されるのは、2021年2月1日(月)~2月12日(金)と2021年2月15日(月)~2月26日(金)で、前半は上下線各4本、後半は上下線各5本となっている。
発表資料
URL:https://www.jreast.co.jp/press/2020/20201222_ho02.pdf
2020/12/23
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