伝統の「指物」技術で作った組み立て式「七輪囲炉裏」。分解すると10分の1の大きさに

マルイ造形家具工業は、12月23日、伝統の“指物技術”を活用した組立家具「七輪囲炉裏」の販売を開始すると発表した。20台限定で、オープニングセール価格/39,000円(税込)での予約受付を開始する。
同製品は、ボルト・ネジ・釘などを使わずパーツをくみ上げる「指物技術」を活用して作られた組み立て式家具。分解すると約10分の1のコンパクトサイズになるため、使わないときはコンパクトに収納することができ、ガーデン、バルコニー、テラス、ベランダ、キャンプ等、あらゆる場所へ自由に持ち出して使うことができる。
 
熟練の職人の手で一点ずつ時間と手間をかけて製作されており、持ち上げたり移動してもバラバラにならないしっかりとした部材接合が特徴。七輪受板の差し込み位置を変えることで、七輪を最適な高さにセッティングできるようになっており、姿勢や椅子の高さに応じた調節も可能だ。

高さ調節

●下台の有無でも高さが変わります
部材には、岩手県産の斧折樺(オノオレカンバ材)を使用。これは日本でもトップクラスに堅い木といわれており、接合部の強度を落とすことなく、薄くスリムな造形を可能とする。1枚1枚の部材は10ミリと薄く、さらに裏面に重量軽減加工を施すことで総重量約6.5kgという軽さを実現した。
 
囲炉裏(いろり)に憧れがあっても、実際に購入するのはなかなかハードルが高いもの。しかしこの製品なら手軽に、必要な時だけ囲炉裏を設置することができるので、憧れの暮らしを手軽に実現することができるだろう。2021年は「七輪囲炉裏」で炭をながめて疲れた心を癒やしてみてはどうだろうか。

なお、同製品は受注生産品となり、商品の到着はバーベキューシーズンが始まる3月1日頃からが予定されている。

分解するとこんなにコンパクト!

株式会社マルイ造形家具工業
URL:https://adw-furniture.com/
価格:39,000円(税込)
2020/12/25
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