マルマン、名だたる芸術家たちに愛されてきた水彩紙など「アルシュ」製品の取り扱いを開始
マルマン株式会社は、2021年1月6日（水）から、日本総発売元として「ARCHES（アルシュ）」製品の取り扱いを開始する。水彩紙/油彩紙/木炭紙/版画用紙をラインナップ。1月末には、製品の詳細を確認できる特設Webサイトの本格オープンも予定されている（http://www.e-maruman.co.jp/arches/）。
「アルシュ」は、5世紀以上にわたってノウハウと伝統を忠実に守ってきた紙メーカー。この「アルシュ」の用紙は、ピカソ、ドガ、マチス、ミロなど、世界中のアーティストに愛用されてきた。製紙工場は、フランス独自のEPV（無形文化財企業）にも認定されている。
製品の一例として、100％コットンを原料とする「アルシュ水彩紙」は、荒目/細目/極細という3通りの紙肌で展開。繊維が均一に広がっているため、紙に安定性があり、濡れた状態でも変形が極めて少ない。手漉きのような味わい深さを生み出す円網抄造機（モールドメイド）で作られ、独自の“芯まで”のゼラチンサイジングにより、水彩のあらゆる技法に対応。ゼラチンサイジングは、色の輝きや透明感を維持して絵具の吸い込みを防ぐことができ、紙の強度も高くなって、消したり擦ったりしても破れや毛羽立ちが非常に少なくなる。